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【元厚生次官ら連続殺傷 最終弁論(上)】被告は心神喪失か耗弱 弁護人、検察側鑑定を厳しく批判(産経新聞)

 (13:30〜13:50)

 《元厚生次官らに対する連続殺傷事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われたさいたま市北区の無職、小泉毅被告(48)の第8回公判が10日午後、さいたま地裁(伝田喜久裁判長)で始まった。この日の公判では弁護側の最終弁論が行われ、最後に改めて小泉被告が意見を述べる予定だ。一連の公判は今回で結審する》

 《前回公判で検察側から死刑求刑を受けた小泉被告。これまでの公判では元厚生次官らを殺傷したことを認め、「子供のころに飼っていた犬のあだ討ち」などと説明したが、一方で「私が殺したのは、邪悪な心を持つマモノであると、今でも確信している」と、無罪を主張している。弁護側がどのような観点から小泉被告を弁護し、最終弁論を展開するのか注目される》

 《起訴状によると、小泉被告は平成20年11月17日夜、さいたま市内の元次官、山口剛彦さん=当時(66)=宅で、山口さん夫妻を刺殺。翌18日夜、東京都中野区の元次官、吉原健二さん(78)宅で、吉原さんの妻、靖子さん(73)を包丁で刺して殺害しようとしたほか、元社会保険庁長官の横尾和子さん(68)と家族の殺害も計画したなどとされる》

 《午後1時28分、さいたま地裁301号法廷には、すでに小泉被告が弁護人の前の長いすに座っている。白いジャンパーを着て、穏やかな表情。裁判長の方を見たり、検察官の方を見たりしている。伝田裁判長が開廷を宣言する》

 裁判長「本日は弁護人の弁論を行います」

 《小泉被告の弁護人が立ち上がり、最終弁論書の読み上げを始めた》

 弁護人「被告人は本件犯行を私怨(しえん)、義憤としています。35年前に殺された愛犬チロのあだ討ちや、社会の不正への義憤などとしています。また、検察官は、計画的な犯行で、用意周到に準備されていて、動機も身勝手極まりないとしています」

 《弁護人はまず、小泉被告の主張や検察官の主張を確認した上で、自分の主張を述べていく》

 弁護人「まず、被告人の責任能力についてですが、妄想性障害に罹患(りかん)しており、心神喪失か心神耗弱状態にあったと考えます」

 《小泉被告は、弁護人のこの言葉を顔色も変えずに聞いた。弁護人が、その理由を説明していく》

 弁護人「動機の了解可能性が必要ですが…」

 《「了解可能性」とは、犯人が正常な心理状態だったかどうかや、正直に動機を語っているかなどを検証するための考え方だ。一般には『了解』できない、あまりに異常な動機を述べている場合、心神喪失か心神耗弱だと考えることも可能と主張しているようだ》

 弁護人「被告人の語る動機は了解可能とはいえません。犬の殺処分の恨みや不正への義憤などといった動機は、死刑を覚悟しながら人を殺傷するにはあまりに軽いものです」

 《弁護人は、これまでの公判で明らかになった事実などを振り返りながら、35年前に愛犬を殺されたことにこだわる小泉被告の供述などが不合理であると強調した。さらに、小泉被告について責任能力があると結論づけた獨協医大越谷病院、井原裕教授の鑑定について、動機の分析などが不十分と厳しく批判する》

 弁護人「井原鑑定は不十分な鑑定で重大な点に踏み込んでいません。『被告人が社会への不満を抱き、被害者意識が生じていった』といっても、なぜ不満が生じていったかに踏み込まないと鑑定にならない」

 《弁護人は、井原鑑定が不十分な理由を整理して、まとめていく》

 弁護人「まず、鑑定医と被告人の信頼関係が築かれていなかったし、井原医師は信頼関係の構築が必要とも思っていませんでしたし、不十分な診察しか行われていなかったのです」

 《弁護人は、小泉被告の証言から鑑定が行われたのが9回で、そのほとんどが1回1時間程度だったとした上で、難しい点については踏み込んだ鑑定が行われなかったと強調した。特に、35年前の愛犬の話は聞きながら、ここ10年の小泉被告の心理状態について、あまり触れていないことを厳しく批判する》

 弁護人「公判でも井原医師自身が『拘置所の中で被鑑定人(小泉被告)を怒らせても仕方がないので執拗(しつよう)に聞くことはしませんでした』と証言しています。さいたま市に転居してから10年間が重要なのに、そこについて深く聞いていないのです」

 《さらに再び、動機の分析についても触れていく》

 弁護人「愛犬のあだ討ちが、赤穂浪士や(イラクなど)悪の枢軸国の(対米?)報復と同一線上にあるとしていますが、それと愛犬チロの殺処分は同一線上には論じられません」

 《さらに弁護人は、「妄想性障害」についての学術的な定義をあげて、小泉被告が妄想性障害に当たる可能性を再び強調。その後、今度は井原鑑定以外の精神鑑定を行わせなかった裁判所も批判した》

 弁護人「不幸なことに、被告人の精神構造は解明するに至りませんでした。裁判所が精神鑑定を認めなかったのです。死刑ならば取り返しがつかないことになるのですから…」

 《弁護人は、さらに弁論書の読み上げを続けていった》

 =(中)に続く

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<元厚生次官宅襲撃>小泉被告側、死刑回避求める 公判結審(毎日新聞)

 元厚生事務次官宅連続襲撃事件で、殺人罪などに問われているさいたま市北区、無職、小泉毅被告(48)は10日、さいたま地裁(伝田喜久裁判長)であった公判で「動物虐殺を法律で正当化している厚生官僚の大罪を絶対に許さない」と最終陳述した。弁護側は最終弁論で死刑を回避するよう求めた。公判は結審し、判決は3月30日の予定。検察側は死刑を求刑している。

 弁護側は「35年前に保健所に殺処分された(と被告が主張する)飼い犬のあだ討ち」は動機として奇異。妄想性障害による心神耗弱の疑いがある▽自ら豊かな人間性を押し込めようとしている−−と述べ、「裁判所が死刑を選択する最後の一歩を踏みとどまる理由はある」と訴えた。

 最終陳述で、小泉被告は「私は誰よりも心身ともに健康です」と大声で述べた。さらに「輪廻(りんね)転生を繰り返して、皆殺しにして無念を晴らしたい」と声を張り上げた。【飼手勇介】

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追加調査を重ねて否定=外交機密費の官邸上納−平野官房長官(時事通信)

 平野博文官房長官は9日午後の記者会見で、外務省が外交機密費(報償費)の一部を首相官邸に「上納」していたことについて「(調べる)すべがない」と述べ、追加調査の実施を重ねて否定した。
 上納問題で鳩山由紀夫首相は8日に「国民にできる限りオープンにした方がいい」と表明していた。これに関し、平野長官は会見で、9日午前に首相に「上納」を証明する資料が残っていないことを説明し、追加調査は困難との認識を伝えたことを明らかにした。 

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<名古屋ひき逃げ>4人目の男逮捕 危険運転致死容疑(毎日新聞)

 名古屋市熱田区の男女3人死亡ひき逃げ事件で、愛知県警熱田署特別捜査本部は8日、事故車に乗っていた4人のうち、最後まで逃走を続けていた男を危険運転致死容疑の共犯として逮捕した。捜査幹部によると、車が事故直前に県警パトカーの追跡を受けた際、この男が運転者のロシェ・デ・フレイタス・ファブリシオ容疑者(26)=同容疑などで逮捕=に信号を無視するなどの危険な走行を促した疑いがあるという。

 男は同県内に住む30代のブラジル人で、事故車を運転するロシェ容疑者の真後ろの右後部座席に乗っていた。

 捜査幹部によると、逮捕された同乗者が「パトカーの追跡に気付いた後、男がロシェ容疑者に信号を無視するなどの逃走を促した」などと供述しているという。

 事故車には2人のほか、助手席に矢坂エドアルド(32)=窃盗未遂容疑で逮捕、左後部座席にカブラル・エウェルトン・フェレイラ(31)=窃盗容疑で逮捕=の両容疑者が乗っていた。【山口知】

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2000人以上が別れ惜しむ 平山郁夫さんお別れの会(産経新聞)

 シルクロードや仏教を題材とした絵で知られ、昨年12月に脳梗塞(こうそく)のため亡くなった日本画家、平山郁夫さん(享年79)のお別れの会が2日、東京都内で営まれた。美術界、政財界などから2千人以上が参列し、巨匠との最後の別れを惜しんだ。

 祭壇には白い花が敷き詰められ、文化勲章なども飾られた。遺影の下には、シルクロード上の太陽と月を描いた平山さんの絵を利用した2枚のびょうぶも立てかけられ、会場に幻想的な雰囲気を与えていた。

 弔辞に立った日本美術院の松尾敏男理事長は「平山先生は生涯を通じてシルクロードという言葉を定着させ、一般の人に日本文化の原点を考えるきっかけを作った。絵画がこんな啓発力を持ったのはかつてないことだった」と故人の業績をしのんだ。

 平山さんは数多くの作品を発表する一方、世界の文化遺産保護にも尽力。東京芸術大の学長も務めた。平山さんの影響力を象徴するように、献花待ちの列は会場の外にまで伸び、時折、穏やかな表情を浮かべる平山さんの遺影を見上げ、目元をぬぐう参列者の姿も見られた。

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“よそ者”に侵されるエゾクロテンの生息環境(産経新聞)

 北海道・新得町のトムラウシ温泉。絶え間なく降り積もる雪で白銀の世界だ。斜面に小さな足跡が無数に温泉宿にむけて続いていた。その「けもの道」にカメラを設置、遠隔操作で姿を待った。

 雪の中から現れたのは、日本では北海道だけに生息するエゾクロテンだ。小さな足跡の主は愛くるしい表情でこちらを見ている。

 エゾクロテンは一時は毛皮を目的とした乱獲により絶滅寸前の危機にあった。当時の記録によると明治34年の捕獲数は約7500匹。それが19年後の大正9年には214匹までに激減。この年から禁猟となり環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧(きぐ)種に分類されている。

 エゾクロテンの生態に詳しい斜里町立知床博物館学芸員の村上隆広さんは「知床では事故などで持ち込まれるエゾクロテンが増加しており、生息数は増加傾向にある」とみている。しかし、研究者も少なく生態も生息数もよく分かっていないのが現実だ。

 村上さんは今後、糞(ふん)からDNAを採取、個体識別を行い2〜3年後には知床での生息数を割り出す予定だ。懸念されるのは本州から持ち込まれたニホンテンの野生化。村上さんらの行った調査では、札幌南部から苫小牧にかけての平野部を境に、エゾクロテンとニホンテンの目撃情報が分かれている。

 ニホンテンの体重はエゾクロテンより約1・5倍と大きいが、生息環境は同じ。村上さんは「目撃情報が分かれる平野部をニホンテンが越えた場合、一気にエゾクロテンの生息環境が狭められ、絶滅する危険性もある」と警告する。(写真報道局 大山文兄)

【用語解説】生物多様性

 多様な生き物が存在し初めて人の生活は成り立っている。水や食料、薬の開発も自然の恩恵だ。しかし、人はここ数百年で種の絶滅スピードを1千倍に加速させた。絶滅危惧(きぐ)種を守り、生物多様性を保全することは、われわれの次世代が生きていくための環境を守ることにもつながっている。

 ■掲載写真お分けします

 掲載写真を実費でお分けします。問い合わせは、産経新聞社ビジュアルサービスTEL03・3275・8775(午前11時〜午後7時)。ホームページはhttp://www.sankei−syashin.com/

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「普天間が今のまま…」岡田外相が可能性言及(産経新聞)

 岡田克也外相は1日、日本記者クラブで記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について「ほかになければ普天間が今のままということもあり得る」と述べ、継続使用の可能性に言及した。

 岡田氏は、鳩山由紀夫首相が普天間飛行場の継続使用を否定したことについて「思いをいわれたが(対象外と)明確にはしてないと思う」と述べた。ただ、岡田氏は「普天間の危険な状況を除去することからスタートしたので、(普天間継続使用は)あまり望ましいことではない」とも語った。

 さらに移設先について「基本はゼロベースだからあらゆる可能性がある。(同県名護市辺野古への)日米合意案も含まれている」と指摘。米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合案については「ゼロベースだからあきらめていない」と述べた。

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「幹事長辞任」に「証人喚問」 主要新聞こぞって小沢氏に厳しい論調(J-CASTニュース)

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金報告書の虚偽記載事件で、東京地検は小沢幹事長を不起訴処分にした。これで、小沢幹事長は、政治資金規正法にからんで刑事責任を問われることはなくなった形だが、一夜明けた新聞各紙の社説などを見ると、総じて「政治責任」を問う声が目立ち、小沢幹事長の辞任を求めたり、国会での証人喚問を要求したり、といった具合に極めて厳しい論調が目立つ。

 各紙が共通して問題視しているのは、大きく(1)土地購入資金の流れが不透明なままで、説明責任が果たされていない(2)刑事責任はともかく、政治的・道義的責任は重い、という2点だ。

■朝日、読売、毎日、日経とも政治責任問う

 例えば、朝日新聞は「このまま続投は通らない」と題して、

  「不起訴が決まった以上、『捜査中』を理由に野党が求める参考人招致を拒むのはつじつまが合わない」

と、国会で説明責任を果たすように求めた上で、

  「より重大なのは、政治的、道義的な責任である」
  「小沢氏がこれらの責任を果たすことができないのであれば、潔く幹事長を辞任するべきである」

と、事実上の辞任要求をしている。

 日本経済新聞は、「不起訴でも小沢氏の責任は非常に重い」と題する中で、世論調査の結果を紹介しながら、「小沢氏が十分な説明責任を果たしているとは言えず、幹事長続投は有権者の理解を得られまい」と、やはり幹事長辞任を求めた。

 毎日新聞も「政治責任は免れない」と題して、説明責任が果たされていない現状を批判。朝日新聞と同様に「野党が求めている国会での参考人招致などにも進んで応じるべきだろう」としたものの、進退については触れていない。

 読売新聞は「重大な政治責任は免れない」と、毎日新聞と同様の見出しで、

  「国会議員と秘書は本来、日常の政治活動から資金集めまで、一心同体の関係にある。一連の事件で起訴されたのは、すべて議員秘書だが、『トカゲの尻尾切り』を続けることは許されない」

と、議員本人の責任を追及しにくい現行の法制度にも問題があるとの主張を展開。

■産経新聞は「証人喚問すべきだ」と主張

 さらに、

  「一連の事件報道に対し、民主党や支持者などから、検察の意図的な情報漏洩に基づくものではないか、という批判もあった。これは誤解である」

と、いわゆる「検察リーク批判」に反論した。

 もっとも小沢氏批判の論調が明確なのが産経新聞で、1面には社会部長名で「ほくそえむのはまだ早い」と題したコラムを掲載し、社説にあたる「主張」の欄では、国会は小沢氏を証人喚問すべきだとの主張を展開する一方、「期待を裏切った検察」との中見出しを付け、

  「問題は、小沢氏の不起訴が国民や社会に与える負のイメージの大きさである」
  「今回も、権力中枢の人物の違法行為は見逃された格好になった」

 小沢幹事長の起訴を断念した検察にも矛先を向けている。

 現状で小沢氏を支持している紙メディアは、夕刊紙「日刊ゲンダイ」ぐらいで、同紙は2月5日の紙面では「晴れて無罪の小沢一郎に期待する声」などと題して、小沢氏擁護を続けている。


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「女子高生を妊娠させた」ニセ60代弟が80代兄だます(産経新聞)

 横浜市磯子区の80代男性が、弟を名乗る男から「17歳の女子高校生を妊娠させた。示談金が必要だ」などという電話を受けて現金400万円を指定口座に振り込み、だまし取られていたことが1日、分かった。神奈川県警磯子署は振り込め詐欺事件として捜査している。

 同署の調べによると、先月26日ごろ、男性の60代の弟を装った男から電話があり、女子高生を妊娠させた示談金名目で、指定された銀行口座に200万円ずつ計2回、振り込んだ。男性は「すっかり信じ込んでしまった。まさか振り込め詐欺でだまされるとは思わなかった」などと話しているという。

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